【社労士試験合格へ!プラス1点のコツ】安衛法に出てくる4つの「面接指導」をマスターしよう!
3度目の社労士試験で合格を目指す、フルタイムママ受験生のMelsenです🐇🐇
配点は少ないけど、おろそかにもできない安衛法。
今回は、2020年度社労士試験でも問われた、「面接指導」についてまとめてみました。
- 面接指導って、確か何種類かあったような…
- 何がどう違うのかよくわかってない…
そんな方も多いと思います。
実は、安衛法の中には4種類の面接指導が登場します。
この記事では、面接指導後の措置についてまとめてみました。
社労士試験プラス1点をめざして、ぜひチェックしてくださいね。
面接指導と事後措置
まずは面接指導の種類について確認しましょう。
その上で、それぞれに対応した事後措置について整理します。
安衛法に登場する4種類の面接指導
一般的に有名なのは、長時間労働者に対する面接指導でしょうか。
しかし安衛法には、実は4種類もの面接指導が登場するのです!
- 長時間労働者に対する面接指導
- 研究開発業務従事者に対する面接指導
- 高度プロフェッショナル制度対象者に対する面接指導
- ストレスチェックに係る面接指導
面接指導を行わなければならない条件は、種類によって違います。
また、労働者からの希望があってこそ実施されるものと、条件に当てはまれば無条件で実施義務が課せられるものとがあります。
この違いは必ず整理しておきましょう。
面接指導後の措置
本記事の論点である、面接指導後に事業者が講ずべき措置。
これも面接指導の種類によって若干異なります。
項目としては以下6つです。
-
就業場所の変更
- 作業の転換
- 深夜業の回数の減少
- 労働時間の短縮
- 有給休暇の付与
- 職務内容の変更
かなり細かい論点と言えますが、2020度の本試験では高プロの面接指導に関して出題さたので要注意です。
上記面接指導が必要な場面と、講ずべき措置をまとめると、下記の通りとなります。
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | |
場所 変更 |
作業 転換 |
深夜 業減 |
時間 短縮 |
有給 付与 |
職務 変更 |
|
長時間労働 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
研究開発業務従事者 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
高プロ対象者 | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
ストレスチェック後 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
・・・めんどくさい
私は講ずべき措置①~⑥の頭文字をとって「馬刺し自由食」というナゾの語呂合わせを作り、どの面接指導に対応するかは力業で覚えました。
なお、いずれの面接指導においても「医師の意見の衛生委員会もしくは安全委員会又は労働時間等設置委員会への報告その他適切な措置」は必須なので、ご注意ください。
まとめ
並べてみて初めて、似たような条文に違いがあることに気づくことがあります。
過去問を解く中で、「似たような問題があったな」「こんな感じの条文他になかったっけ」と気づいたら、ぜひ科目内横断学習をしてみてください。
頭の整理になりますよ!
また、語呂合わせについては賛否両論あるかと思います。
2度社労士試験を受けた身として確実に言えるのは、語呂合わせの力も借りないと絶対に覚えきれません!!
ただし、大事なのは覚えた語呂合わせを必ず元の形に再現できるように練習しておくこと!
せっかく語呂そのものを覚えても、「馬刺し自由食ってなんだったっけ!?」となっては元も子もありません。
実践に生かせる語呂合わせであるように、常に心掛けたいですね。
安衛法 その他のポイント
最後に、その他の労災保険のポイント記事をご紹介します。
過去の社労士本試験で問われた論点を、派生・整理したものです。
まだご覧になっていない方はぜひお読みくださいね。