3度目社労士受験生の勉強ブログ

2021年社労士試験合格に向けて通信講座で勉強する、フルタイムママの勉強&雑記ブログです

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社労士試験で2回不合格の経験者が語る!敗因と対策とは

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2度受験したからこそわかること。

3度目の社労士試験で合格を目指す、フルタイムママ受験生のMelsenです🐇🐇

私はこれまで過去2回社労士試験を受験しましたが、いずれも不合格に終わってしましました。

しかも、2回とも総合得点は足りているのに選択式1科目足切りのため不合格という、なんとも悔しい結果です。

同じように、複数回受験の経験のある方、足切りで悔しい想いをした方は多いことでしょう。

今回は、これまでの2度の不合格の原因と対策をまとめてみました。

  • なんだかもう受かる気がしない!
  • 次回までにどんな対策をすれば良いのだろう

そう悩むみなさんにとって、少しでも参考になればと願っています。

2度試験に落ちた原因 

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失敗の原因を分析してみました。

1度目は独学、2度目は通信講座で勉強して本試験に挑んだ私。

いずれもあと一歩及ばず、不合格となってしまいました。

勉強期間はどちらも約半年

「3度目の正直」とばかりに1年かけて勉強を始めたわけですが、ただ勉強期間が延びれば合格するものでもないでしょう。

そこで、これまでの敗因を冷静になって振り返ってみました。

知識が全体的にあいまい

出題される法令が数十にわたる社労士試験。

その全容を完ぺきに覚えるのは、現実的ではありません

だからこそ、要点を絞って学習を進める必要があります。

社労士試験合格者のブログを見ていると、上記のような記述がたくさんありますよね。

私もその心づもりで学習にあたりました。

過去問を解く中で「ん?」とひっかかることがあっても、「深追いしちゃだめだ」と、ややスルーする傾向がありました。

「広く、とても浅く」勉強してしまっていたのです。

これでは、正確な知識が身につきません。

全体的に浅く知識が身についてるので、なんとなく得点できていますが、浅すぎて合格点に届かなかった、ということになるでしょうか。

この知識の浅さは、下記のような問題を解くときに如実に表れます。

労働者災害補償保険法」について。

未支給の保険給付について請求できる者の範囲は?

死亡した受給権者の「配偶者・子・父母・孫・祖父母・兄弟姉妹」です!

正解ですね。

では、「配偶者・子・父母・孫・祖父母・兄弟姉妹」の生計要件は?

生計を同じく」していれば足りるのか、「生計を維持」してるいる必要がありますか?

・・・え

ここまで覚えていないと、知識としては使えませんよね。

フォーサイトの二神先生がおっしゃっていましたが、知識には深さ・段階があります

表面の知識だけでは、試験には合格できません。

ここから得られる教訓は下記の通りです。

ポイント

細かい論点を深堀りしすぎないことはとても大切。

一方で、大事な論点は徹底的に理解しきらなければ、太刀打ちできない

こんな当たり前のことに気づけていなかったとは…

でも同じような失敗をしてしまった方、意外と多いかも?

暗記が不十分

社労士試験は、法令の主旨を理解していれば解ける問題がある一方で、

暗記していなければ元も子もない問題が結構でてきます。

例をあげれば、下記のような内容です。

雇用保険法」について。

算定基礎期間が1年未満の就職困難者の基本手当支給日数は何日分でしょう?

・・・日数!?

これはもはや暗記問題です。

算定基礎期間や基本手当の支給要件を理解していても、支給日数の数字そのものを覚えていなければ解きようがありません

 

条文の選択式問題も同様です。

労働基準法」について。

空欄に当てはある語句は何でしょう?

「使用者とは、○○または××その他その事業の労働者に関する事項について、事業主の為に行為をする△△を言う」

(そんな一言一句覚えてないよ・・・)

空欄に入る語句を推測することは、全くの不可能ではありません。

でも選択問題では、どれを入れても意味が通るような選択肢ばかりが用意されています。

全てを完ぺきに当てにいくのは、不可能と言っても良いかと思います。

ここから得られる教訓は下記の通りです。

ポイント

頻繁に出題される数字や語句については、必ず正確に暗記すること。

  • なんて当たり前なことを!
  • わかっちゃいるんだけど間に合わない…!

それが本音ですよね。

ここからは、対策を考えていきます。

教訓を生かした対策

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同じ過ちを繰り返さない対策を…!

ここまで記載してきた敗因は、以下2つでした。

  • 知識が全体的にあいまい
  • 暗記が不十分

「当たり前でしょ!」と思う方も多いかもしれません。

でもこれ、受験してみてやっと本当の意味がわかったと個人的には思います。

社労士試験合格者の平均受験回数は4回と言われています。

記憶を正確に覚えこむ必要があるからこそ、それくらいの期間がかかるのかもしれません。

みなさんが何度も受験しなくても済むように、この記事に書かれた内容を参考にしていただけたら、心から嬉しく思います。

そのためにも、ここからは具体的な対策を書いていきます。

十分なアウトプット期間を設けること

私は学習期間が約半年だったと記載しました。

1回目と2回目の間に数年のブランクがあったので、2度ともインプットに時間がかかってしまいました。

インプット期間として、講義視聴やテキストの熟読に3か月程度かかっていたのです。

つまり、過去問を本格的に解きだしたのは後半3か月だけ、ということになります。

知識があいあいだったり、きちんと暗記ができていなかったりした原因は、ここにあります。

ポイント

社労士試験は、対象法令の数が多く、幅の広い試験です。

限られた時間の中で全法令の全項目を深く深く勉強するのはほぼ不可能ですし、その必要もありません。

なぜなら、試験で良く問われる論点には傾向があるからです。

過去問を解いていけば、おのずと下記のようなことがわかってきます。

  • 頻繁に出題されている重要な論点は何か
  • 紛らわしくてよく狙われる論点はどこか
  • 自分がはっきり覚えられていない知識のあいまいな個所はどこか

上記を把握した上で、出題頻度の高い論点から順に、自分の知識の正確性を強化していけば良いのです。

そしてそれを把握するためには、とにかく過去問を解くことです。

理想を言えば、年明けから過去問には触れておいた方が良いと感じています。

なぜなら、直前期と言われる7・8月は、法改正対策や白書対策などに時間がかかるからです。

過去問演習にたっぷり半年はかけるくらいの意気込みで、1月には過去問に取り掛かりましょう。

過去問演習の数をこなすことを目標にしない 

全科目過去問を3回以上解くぞ!

多くの社労士受験生は、そのような学習スケジュールを組むのではないでしょうか。

でも、当然ながら数だけこなしても意味がありません

問題を解いて、正答を確認して、「ふーん。次!」とどんどん進めてしまっては、学習効果半減です。

少しでも覚えていないこと・知識のあいまいな個所があったなら、立ち止まってインプット学習に戻るべきです。

そのために大切なのは、下記2つです。

  1. 毎回テキストに戻ること
  2. 記憶ではなく記録

座ってじっくり勉強をしていれば、過去問集とテキストの両方を開いて、ゆっくり見比べながら学習できますよね。

問題を解いて、間違えた個所はすぐテキストに戻って、というように。

でも、通勤電車でながら勉強をしていると、複数の本を開いて勉強するのは困難です。

だから、問題を解いて「あれ?」と思うことがあっても、「たしか○○だったな」という程度の理解で次の問題に取り掛かる…

結果として問題数はこなしているけれども、知識は問題を解く前と比べて大して深まっていません。

とってももったいないですよね。

ポイント

せっかく解いた問題は、必ずテキストに戻ること。

そして、テキストを読んで満足せず、大切な論点を書き込むこと。

この、書き込む行為もとっても大切です。

一度間違えた問題は二度と間違えないよ!

あまーい!

10科目回していれば、どんどん忘却が進みます。

かならず、間違えた論点・大事な論点を記録しましょう。

学習は積み重ねが大切。

せっかく見つけたポイントを、逃さず記録しておきましょう。

効率的に学習する秘訣

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e-ラーニングで効率的で、確実な学習を!

ここまで、2度の不合格要因とその対策について記載しました。

それらがわかったうえで、どうすれば効率よく学習を進められるでしょうか?

試行錯誤の末に私がたどり着いたのは、「徹底的なe-ラーニング」です。

ITツールを活用してe-ラーニングを進めよう

私はフォーサイトの通信講座を利用しています。

理由はたくさんありますが、最大のメリットはe-ラーニングが充実していることです。

受講者は全員、学習ツール「ManaBun」というアプリを使用することができます。

 

ManaBunでは、講義録画を見たり、テキストを読んだりとインプット学習ができるほか、3種類の問題演習と過去問演習が可能です。

しかも、解いた問題の正誤が記録されていくので、自分が間違いやすい論点を洗い出しやすくなります。

 

スマートフォンひとつあれば、空いた時間で手軽に勉強できる。

それがフォーサイト「ManaBun」の最大の強みではないでしょうか。

 

一方で、少し不便なことがあります。

  1. スマートフォンだと画面が小さくて、何度もスクロールしないと全文が表示できない
  2. 1つのアプリの中で、問題演習とテキストを行き来するのが難しい

とくに2つ目が難点で、せっかく問題を解いてもテキストに戻らない、という状態を作ってしまいやすくなります。

そこで、私が活用し始めたのがiPad airです。

これ、ものすごくおススメです。

  1. 画面が大きくてテキスト・問題の全容をつかみやすい
  2. 問題演習はManaBunで、テキスト振り返りはPDFでと、並列して勉強できる

それでは、iPadを使ってどのように学習をしているか、私の例をご紹介しますね。

 

まずは大きな画面で、ManaBunの問題をスムーズに解いていきます。

正誤と同時に簡単な解説が表示されます。

でも下の写真にあるように、「一定の要件」とだけ書かれていて、論点の詳細が不明な場合があります。

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見やすい!

 

でもまあ、正解したからOK!次いこう!

あまーい!!

何度も繰り返しますが、あいあいな点をそのままにせず、テキストで振り返るのが本当に大切です

テキストに戻るために問題演習をしていると言っても過言ではありません。

 

それでは、テキストを開きましょう。

テキストはManaBun上のものではなく、事前にダウンロードしておいたPDFデータを使用します。

そうすることで、ManaBunを開いた状態のまま、PDFデータでテキストを閲覧・編集できます。

私は間違えた個所の右横空欄に雨のアイコンをつけて、どこを間違えたが一目でわかるようにしています。

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間違えた個所に☂印

 

そして、自分なりにまとめたポイントをPDFデータに注釈として追記していきます。

テキスト下段の青地部分が、私が付け足した内容です。

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自分なりのまとめを書き込み

紛らわしい内容を要約したり、科目横断学習につながるポイントを追記したりしています。

ポイント

iPadでManaBunとPDFテキストを行き来することで、アウトプット⇔インプットがスムーズに行えます。

問題集とテキストを何冊も広げて学習しなくても良いので、通勤時間などの隙間時間に勉強するのに、最適です!

iPadは中古品だと3万円程度で購入可能です。

効率よく学習を進めたいなら、必須アイテムと言っても過言ではありません。

まだ持っていない方は、ぜひ試してみてください。


 

まとめ

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ここまで、自分の過去2回の社労士試験不合格の要因と対策、効率的な勉強方法について記載しました。

大事なのは下記4つです。

  1. アウトプット期間を十分設けること
  2. 過去問演習の数をこなすことを目標としないこと
  3. アウトプット学習は必ずテキストに戻ってインプットを繰り返すこと
  4. 大事な論点はテキストに書き込んで、記録すること

私の苦ーい経験が、少しでもみなさんのお役に立てますように。

 

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その他おススメ勉強法

最後に、これまでにご紹介してきたおススメ勉強法の一部をご紹介します。

まだご覧になっていない方はぜひお読みください。